そのIDは鍵であって住所ではない:識別子が所在を運ばない設計の悪さ
UUIDは、世界に一つだけのIDだ。 絶対にかぶらない。 だから安心して、システムAかBのどちらかに登録する。 一意なのだから、これで十分な気がする。 だが、この構成には、どこか筋の悪さがつきまとう。 IDを見ても、それがAにあるのかBにあるのか、分からない。 一意ではあるのに、居場所を教えてくれない。 この「な Read more
UUIDは、世界に一つだけのIDだ。 絶対にかぶらない。 だから安心して、システムAかBのどちらかに登録する。 一意なのだから、これで十分な気がする。 だが、この構成には、どこか筋の悪さがつきまとう。 IDを見ても、それがAにあるのかBにあるのか、分からない。 一意ではあるのに、居場所を教えてくれない。 この「な Read more
いい記事を読んで「なるほど」と唸る。 翌週、その内容を人に話そうとして、何も出てこない。 長らく、自分の理解力の問題だと思っていた。 もっと能動的に、もっと批判的に読めば残るはずだ、と。 だがこの説明には合わない事実がある。 同じ頭で、自分で試行錯誤して掴んだことは何年経っても覚えているのだ。 差を生んでいるの Read more
何時間も、そのことについて考えている。 比較して、検討して、また比較して。 なのに、朝から立っている場所が一ミリも動いていない。 これだけ考えたのに、なぜ進まないのか。 たぶん、それは「考える」ではなく「悩む」だったのだ。 二つは、感情か論理かで分かれるのではない。 分けているのは、運動の質だ。 その違いが見える Read more
一人ひとりが、AIと対話して賢くなっていく。 それぞれが深く学び、それぞれの理解を手に入れる。 個人として見れば、これ以上ない良いことだ。 だが、組織の側から眺めると、妙なことが起きている。 全員が賢くなっているのに、共通の認識だけが、じわじわ失われていく。 賢くなるほど、話が噛み合わなくなる。 このねじれは、 Read more
責任は、持つものであり、果たすものだ。 辞めること、つまり「取る」ことでは、何も解決しない。 そう考えて、降りるという選択肢を、自分の中から消していた。 壊れるまで降りられない、という構えだ。 白状すれば、これはかつての自分の話だ。 引責辞任なんて空虚だ、と本気で思っていた。 だが、その空虚さの正体を突き詰めて Read more
フレームワークを選ぶ。 アーキテクチャを決める。 そのたびに、同じ恐怖がよぎる。 後になって「あっちを選んでおけばよかった」と思うのが、怖い。 この恐怖を、判断力が足りないせいだと思っている人は多い。 もっと知識があれば、正解を選べるはずだ、と。 だが、恐れている相手をよく見ると、それは正解を外すことですらない Read more
引責辞任のニュースを見るたびに、小さなモヤモヤが残る。 誰かが頭を下げ、辞めていく。 けじめはついた、ということになる。 だが、「それで、何が解決したのか」という問いだけが、宙に浮いたまま消えない。 この違和感は、どこから来るのか。 「責任を取る」という、当たり前に使っている言葉。 その語源と歴史をたどっていく Read more